天皇杯の優勝が決まってから勢いで北京の航空券やホテルの予約を取ってしまったけど、ぶっちゃけ旅行の1週間前くらいから「北京まで行くの面倒だな」と言う気持ちでいっぱいでした。
知らない国、知らない交通事情、知らない食文化、通じない言語・・・。
しかも、北京は全人代という中国最大の政治イベント期間中なので、かなりのピリピリムードらしいですし。
でもね、いざ行って来たらめちゃめちゃ楽しかった。
東京に戻って来た時には「もうお終いか~」って気持ちになるくらい。
2泊3日の短いスケジュールじゃなくて、もう1~2泊すれば良かったなって今は思ってますし、次のアウェイ、全州ワールドカップスタジアムで行われる全北現代モータース戦も行きたくなっています。
ちょっと前まで「面倒だな」って思っていたのに・・・。
海外旅行って面倒なことや不安なことが多いから、何かキッカケがないと僕はなかなか行けない。
もし浦和レッズを応援していなければ、人生で北京に一回も行かなかった可能性は高い。
別に浦和レッズじゃなくても、サッカーじゃなくても、アイドルのおっかけとかでも、どこかに行くキッカケを持つのは良いことだなーって最近は思う。
強行日程で「滞在時間はイベント時間のみ!」みたいなのは交通費がもったいなくて僕には無理だけど。
06:00@起床&荷造り
忘れ物ないかなーって出発の直前までいつも不安。
最終的にはパスポートと現金とクレジットカードとスマホさえ持っておけばどうにかなるだろうって楽観的に割り切るんだけど。
07:25@羽田空港国際線ターミナル
久々の羽田
なんだか人が多い気がする
事前に予約しておいたグローバルwifiを受け取りに行ったら長蛇の列
卒業旅行シーズンなのか大学生くらいのひとがめっちゃ多かった
チェックイン時間ヤバいかもなんて思っていたけど、列はサクサク進んで10分くらいで受け取れた
ちょっと焦ったよね
wifi借りるときは早めに羽田行った方が良いことを学んだ
チェックインはすぐに済んだけど、保安検査はそこそこ混んでて15分は掛かった
出国手続き済んですぐのところ
羽田空港国際線ターミナルに着いてから制限エリアに入るまでに30分以上掛かったと思う
今年のゴールデンウィークとかは大変なことになりそう
フリーランスの僕はそんな時期に絶対旅行なんかしないけど
短い時間ですが、搭乗まではANAラウンジで過ごします
航空会社ラウンジはひとつ上のフロア
今回の北京旅行はビジネスクラスの特典航空券にしました
最近の僕はLCCに乗るか、マイルでもらったビジネスクラスに乗るかのどちらか
メリハリの効いた飛行機選びです
ANAラウンジは激混みだった
いつも成田国際空港だったから、羽田がこんなに混んでるとは思わなかった
料理の種類は少ない
席をなんとか確保して朝ごはんを食べる
とりあえずカレールーとビール
カレールー飲み放題、ビール飲み放題の日本の空港ラウンジは良いですな
とんこつラーメンとカレールー
半玉くらいでちょうど良い量のラーメン
特に美味しくもない
8:45@搭乗
定刻20分前に機内へ
赤いグッズを持った人多かったですね
映画を見ながら機内食をあてにお酒を飲んで
眠くなったら寝て
あっという間の北京首都国際空港
快適な空の旅でした
イミグレを越えて、預入荷物が出てくるとこまで行くのにシャトルに乗る
どんだけ広いんだよ空港
ついでにイミグレはあっさりと通過できました
中国ってそういうの面倒なイメージありましたし、全人代期間なのでピリピリなのかなと思ったのですが、あっさりと通過できました
指紋登録とかもあったけど、それはシンガポールでも経験してるしね
14:50@中華人民共和国
自宅から約8時間で中国本土入国です
北京は近いね
中国元は東京で調達済みなので、さっさとエアポートエキスプレス(北京地下鉄機場線)で北京市街へと移動します。
タクシーを使う人も多いみたいだけど、ひとり旅なら移動は鉄道一択。
第3ターミナルの到着出口の正面がエアポートエキスプレスの駅
地下鉄になるのは市街に近づいてから
切符売り場っぽいところで切符を買う
「ticket office」くらい英語で書いておけば良いのに・・・
切符はすんなり買えた
窓口のおばちゃんの愛想はまったく無かったけど、すんなり買えた
行き先は東直門駅で、値段は25元(約425円)
セキュリティチェックを受けてから改札を通る
これは全人代だからではなくていつもらしい
市内の地下鉄でも毎回チェックを受けるのはちょっと面倒だった
エアポートエキスプレス車内
特に変わったところはない電車内
マナーがどうのこうのとかまったく無い
25分くらいで終点の東直門駅に到着
ホテルまではここから歩いて行くのですが、その前に一卡通(イーカートン)というSuicaみたいな交通カードを買っておく
すべての地下鉄の駅で購入できるかわからないので、東直門駅みたいな大きな駅で買っておいた方が良いかなと
寂れたとこにあるticket office
「IC Card Vending」って書いてあるからきっとここで買えると思ってチャレンジ
「チャージいくらする?」みたいなことをカタコトの英語で聞かれて、僕もカタコトの英語で「30元お願いします」と答える
カタコトの方が聞き取れるので助かります
ついでにチャージは20元以上で、最初はデポジットとして20元が必要です
50元(約850円)を支払って一卡通を手に入れた
旅先では自由に電車に乗れるようになるとなんか安心する
この出口に辿り着くのにかなり時間掛かった
東直門駅を出て簋街(東直門内大街)を歩く
簋街(東直門内大街)
この通りに24時間営業の飲食店が集まるとガイドブックに書いてあったので、空港への立地も良いことを含めてホテルはこのエリアにした
でも失敗だった・・・
簋街にあるレストランは複数人向けのやつばかりで、ひとりでは入りづらいと言うか、一品一品の量が多すぎて注文できるものが無い
こんな感じなのばっかり
夜飲みに行くのが不便過ぎた
そもそも北京のナイトライフはぜんぜん充実してない
滞在が平日だったからかもしれないけど、夜も街から人がいなくなるのが早く感じた
もしまた北京に来る機会があったらどこに泊るのが正解なんだろうか?
宿泊したのは北京チェンユエンインターナショナルビジネスホテル(北京乾元國際商務酒店)
東直門駅から徒歩10分くらいのとこにあるホテル
フロントは2つしかなくてチェックインで待たされてしまったけど、それ以外はめちゃめちゃ快適でした
部屋は綺麗
ベッドサイドに電源あって、日本のコンセントが使える
アメニティも充実
わざわざ入らないけどお風呂
トイレとシャワールーム
空港到着からホテルにチェックインするまでとってもスムーズでした
地下鉄の駅にエスカレーターがない場所があって、スーツケースがあると大変だったり
信号のルールが良くわからなくて、青でも平気で横断歩道に車が突っ込んで来たリ
歩道をバイクが普通に走っていてクラクション鳴らされまくったりしたけど、チェックインするまでとってもスムーズでした
北京の街はかなり綺麗で、東京とほとんど変わらない感じ
今は大都市はどこもこんな感じなのかもしれない
ホテルに荷物を置いたら街歩きに出発です
何か変なものがあるといいな
最初の徘徊ルートは下地図の赤い矢印
北京乾元國際商務酒店から南鑼鼓巷と什刹海を経て地下鉄2号線鼓楼大街駅までの5kmくらいの徘徊記録です
所要時間は3時間くらいかな
簋街(東直門内大街)の西の端を過ぎればローカル感が出てくる
ローカルっぽいエリアは公衆トイレの数が異常に多い
胡同(北京市の旧城内にある細い路地)にある昔ながらの住居にはトイレが無いのかもしれない
100mおきくらいに公衆トイレがある
小は他にあるのでこれは大
個室になっていない、いわゆる「ニーハオトイレ」を見つけた時はちょっとだけテンション上がった
中国来たんだなって思った
15時半くらい@南鑼鼓巷
南鑼鼓巷の北側の端
南鑼鼓巷は元の時代(740年くらい前)の建築物が残る街で、最近ちょっと整備されたらしい
実際に行ったら整備はちょっとどころじゃなかったけど
街の雰囲気は明洞をショボくした感じで、韓国系っぽい雑貨屋やジャンクフード屋が多く、どこにでもある小綺麗なストリートだった
小綺麗なストリートと言っても、道の端で子供がアレ(大きい方)してたりして、中国来たんだなって思った
地下鉄の駅があるから南端が正門だと思う
南鑼鼓巷の北端から南端まで歩いたけど、あんまり面白くはなかった
恋人とかとキャッキャウフフしながら歩くのにはいいのかもしれないけど、おじさんがひとりで歩いても楽しくない
次は什刹海(でっかい公園)を目指す
什刹海は別に興味なかったけど、行きたい方向にあるから寄り道するだけ
その前に小腹が空いたから食堂みたいなとこでおやつを食べる
南鑼鼓巷から近かった
ローカルの食堂なのでメニューに英語表記は無し
注文したのは牛肉大葱水餃
水餃子くらいがおやつにちょうど良いかなと
でも
おやつって量じゃなかった・・・
予想の3倍の量が出てきた
味は悪くなかったので全部食べれたけど
お腹はパンパン
中国1発目の食事だったからわかってなかったんだけど、1品で28元(約470円)ってローカル食堂だとちょっと高い
この雰囲気なら15~20元くらいが適正価格になるから、量が多いのは必然だったのかもしれない
南鑼鼓巷や什刹海に近いから観光地価格なだけで、この量が北京の基本なのかもしれないけど
16時半くらい@什刹海
でっかい湖のあるでっかい公園
それ以上でもそれ以下でもない
お客さんを乗せていないたくさんの自転車タクシー(三輪車)が競争しているかのように爆走してた
待機してれば良いのにって思うんだけど、走っていないといけないと言う決まりごとでもあるのだろうか?
ちんたら走ってる人は後ろから煽られてたし
什刹海から地下鉄2号線鼓楼大街駅までの道が旧鼓楼外大街っていう通りで、ここにも昔からの建物が多く残ってるっぽい
胡同に入ったりしながら徘徊する
ここの胡同は完全にただの住宅街
学校とかもあった
左側の建物は何かの商店っぽいんだけど、営業しているのかどうかわからない
日本も住宅街に行けば営業しているのかどうかわからない商店いっぱいあるけど
これはけっこう流行ってた食堂
右側に泊まってる車はベンツなので、「胡同に住んでる=庶民」ではなさそう
ただ昔からここに住んでるだけって感じなのかもしれない
鼓楼大街駅の近くには市場があった
旅行先で市場とかスーパーマーケットとか行くの大好きなんで見学
バラ肉ばっかり売られていた
精肉売場全体をここまで暖色系のライトにするのはずるいと思う
お惣菜コーナーと言うか、テイクアウト用の料理を売ってるとこは混んでた
そういえば屋台をぜんぜん見かけなかった
中華圏の人たちって安い屋台で食事を済ませて、自炊をあまりしないってイメージだったのですが、北京は違うのだろうか?
シンガポールに行ったときはそこらじゅうに屋台(ホーカー)があったのに
18時くらい@鼓楼大街駅
ここから地下鉄に乗って移動
地下鉄2号線の駅の天井はどこも高かった
地下鉄内は日本のそれと雰囲気変わらず
大声で話すおばちゃんには1回だけ遭遇したけど
18時半くらい@前門駅
駅が柵みたいなので囲まれてて、出口が1つ封鎖されてた。
天安門から近い駅だから、全人代期間はこうなるっぽい。
天安門方面を目指して歩こうとしたのですが、どうやって行ったら良いかわからない。
道路の向こう側になかなか行けなかった
地下道を何度も行ったりきたりしてようやく北側へ行けた
東直門の駅もそうだったんだけど、わかりづらい構造のものが多すぎる
前門駅の北側のエリアに入ってすぐくらいにセキュリティチェックがあって、パスポートの提示と荷物チェックを求められた
パスポートの提示を求められたのは旅行中ここでの1回だけ
全人代でピリピリしてるってのはまったく感じなかった
街で見かける公安の人数は多かったけど、笑顔で談笑してたりして、のほほんとした空気感があったし
空気感で思い出したけど、PM2.5で空気が汚いとかまったくなかった
マスクをしている人はほとんどいませんでした
塔みたいなのと、でっかい建物の横を過ぎて、また地下道へ
この地下道が天安門広場への入口
時間が遅かったからなのか、全人代期間中だからなのかわからないけど、封鎖されてた
僕には「絶対に天安門広場見たい!」みたいなのは無いからガッカリとかはしなかったけど
地下道から出たら目の前に天安門
正面から
写真や映像でよく見たやつ
今回の旅行で唯一見た歴史的なアレ
ライトアップされていて綺麗でしたね
天安門で1分くらい過ごしたら次の目的地へ歩いて移動
20時半くらい@王府井
北京の銀座みたいなとこ
デパートやハイブランドのショップがたくさんある
もちろん僕はそんなのには興味なくて、ここで行ってみたかったのは屋台街
単なる観光地
屋台も台湾料理とかで、北京料理っぽいのは羊串くらいだし
何も食べずに次の目的地へ移動
地下鉄6号線東大橋駅
ここから目的地へトコトコ歩く
23時くらい@北京工人体育場
実は前日夜に来てた
北京国安のホームスタジアム、北京工人体育場がある工体エリアはクラブが集まる夜遊びスポット
水餃子以来何も食べていないので、まずはご飯
ご飯屋さんが連なるエリアがあったのでそこへ
北京は深夜もやってる食堂本当に少なかった
このお店に入ってみる
やっと中国本土でお酒が飲める
これは北京のビールなんだけど、味が薄い
アルコール度も3.6%しかない
8元(130円)くらいで安かったから文句などないけど
注文したのはスモールサイズの牛肉面(20元)
麺がすごいもちもちしていて美味しかった
スモールサイズなのに量は多かったけど・・・
ご飯を食べてからクラブに行ってみたけど、お客さんはぜんぜんいなかった
火曜日の夜だしあたりまえかもだけど
平日だからエントランスフリーで、コロナを1本だけ飲んだんだけど、これが40元(約650円)で、今回の旅で一番高い買い物でした
節約していたわけじゃないけど、ぜんぜんお金使わなかった
使えなかったと言った方が正しいか
コロナ1本飲んだらクラブを後にして三里屯というエリアに移動
若者向けのオシャレなスポットらしい
なんもやってない
やっぱり北京の夜は早い
三里屯のバーエリアは営業しているお店あったのですが、普通のバーではなさそう
右側がソレ
店内のステージにミニスカートの女の子が立っていて、ミニライブみたいなのをどのお店もしていた
何より店前に客引きがいた
北京で客引きされたのはこのエリアだけ
けっこうしつこかったけど、何言ってるかもちろんわからない
っていうか、僕って中国人顔なのかな?
シンガポールでも英語じゃなくて中国語で話しかけられること多かったし
滞在2日目に食堂で「どこから来たの?上海?広州?」みたいな質問もされたし
特に遊べないままホテル付近に戻る
簋街では入れそうなお店がなかったので、セブンイレブンで缶ビールを買ってホテルに帰る
朝早かったし、知らない場所だし、そもそも歩きまわって疲れたしで、ベッドで横になりながらビール飲んでたらいつの間にか寝てた
2泊3日の北京旅行初日はこんな感じであっさり終わった
そして翌日・・・
10時くらい@ホテル
2日目は6時くらいに起きて万里の長城に行くのもアリかなと旅行前は考えていたけどめっちゃゆっくり寝てた
前日ホテルに戻って来たのが3時ちょっと前だったからそこまでたくさん寝たわけじゃないけど
12時くらい@前門駅
東直門駅から地下鉄2号線に乗って前門駅へ
昨日はここから北に天安門を目指したけど今日は南へ
前門大街
大柵欄街
大柵欄街その2
前門大街と大柵欄街は豪華な巣鴨といった感じだった
ちょろっと歩いて今日のメイン、八大胡同に移動
八大胡同は百順胡同、臙脂胡同、韓家胡同、陝西巷、石頭胡同、王広福斜街、朱家胡同、李紗帽胡同の総称で、前門大街のすぐそばにあって、ちょっと歩いていたらいつの間にか入り込んでいる感じ
前門大街に近いところの胡同は綺麗なのですが、西に進むにつれてどんどんローカル感が強くなる
路地から中を覗くと、さらに路地みたいになってて、何世帯も生活しているみたいだった
この中には住人以外入っちゃダメ
胡同の中には商店街みたいなのもあった
超小規模なスーパーとテイクアウト専門のお惣菜屋
衛生管理が心配になるお肉屋さん
この商店街には食堂っぽいところもあった
便民って「民衆に便利なお店」って意味だよね?
朝起きてから何も食べて無いし、チャレンジしてみようと思ったのですが、中に入ってお皿を見たらチキってしまいました
10元(約165円)のチャーハン興味あったのですが・・・
でもお腹は空いたので他の食堂を探す
前門大街寄りのとこにさっきよりもずっと小綺麗な食堂を発見
写真つきのメニューもあって助かる
メニューに英語表記があるけど、英語は通じない(笑)
15元(約250円)の老北京炸醤面を注文しようと思って指差しながら「じゃじゃめん下さい」って言ったら、今をときめくピエール滝さんにそっくりの店員さんに、「じゃーじあみえん」「みえん」みたいな感じで発音を直された
特に「面」の発音がピエール滝さんは気になったようだ
言い直したら厨房の方へ料理を作りに行ってくれた
そして10分後くらいにサーブされたのがコレ
めちゃくちゃ量が多い
体感だとうどん3~4玉分くらいはありそう
味は悪くないんだけど、濃いからすぐに飽きるし
昨日の水餃子の倍以上にきつい
3分の1くらい残してしまった
ピエール滝さんすみません・・・
広場でおっさんたちが最中みたいなので将棋みたいなのをしてるのを見学し、お腹が落ち着いてきたら次の目的へ移動
最中将棋のルールはもちろんサッパリわからない
14時半くらい@秀水街
工事中!
秀水街はニセモノブランドショップが集まる場所らしく一度見てみたかった
時間が中途半端に余ってしまったので、セブンイレブンでビールを買って飲みながらお散歩
この辺は金融街で、街はめちゃめちゃ都会
そういえば歩きながら酒飲んでる人ぜんぜん見かけなかった
公共の場で酒飲んでるのは東京の方が圧倒的に多い
15時半くらい@シャングリ・ラ チャイナワールド ホテル 北京
ここはカンファレンスホールの入口
今回北京に来た目的と言うか、旅行のきっかけはACLのアウェイ観戦。
北京工人体育場に入るためのバスツアーの集合場所
ちょっとだけ早く着いたら誰もいない・・・じゃなくて、受付などを他でやっていただけだった
逆光で顔とか隠れて良かった
ホテルの中庭みたいなところにみんな集まってた
乗るバスごとに受付をするのですが、8号車まであったので400人くらいは来てるってことかな?
浦和のスタッフから注意事項の説明
持ち込める応援グッズが太鼓1個と横断幕1枚になることなど厳しい状況になることが伝えられた
2019/03/13/16:15
バスに乗り込む
ここで現地の添乗員さんからチケットが配られる
120元(約2,000円)だから埼スタの自由席と値段はほぼ変わらない
2019/03/13/17:00
北京工人体育場アウェイ観戦ゾーン到着
キックオフまでの3時間が長い・・・
スタジアムに入る前にセキュリティチェックはあったのですが、それほど厳しいものではありませんでした
普通の手荷物であればすんなりと入れる
バスの中で現地の添乗員さんはめっちゃ煽ってたけど
水とパンで15元(約250円)
飲食物の持ち込み禁止で売店があったのだけど、売られてるものがセンスの悪い菓子パンと甘いお茶とぬるいお水だけだった
6時間くらいここにいることになるので、水とパンを購入しておいた
今回ラッキーだったのは北京の夜があまり寒くなかったこと
旅行前に3月の平均気温を調べていたら、最高12度・最低0度と出てきてびびっていたけど、当日は運よく夜になっても10度くらいあった
それでも最後の方は身体が冷えて来ちゃったけど
2019/03/13/19:00
キックオフ1時間前に大量の水がまかれる
でも芝は長いっぽい
2019/03/13/22:00
試合終了
この雰囲気の中で勝ち点を拾えたのは大きい
選手のみなさんお疲れさまです
ニュースサイトなんかを見ると「粘り強く守った」なんて書かれていたけど、北京国安の決定力が無いだけで全然守れてなかった
北京国安の選手の足元、ターン、推進力はかなり良かったけど、問題は浦和の中盤がスカスカなこと
中盤のエヴェルトン選手、長澤選手、柏木選手って全員が守備を本職とした選手じゃないから構成が良くないと思う
実際に柴戸選手が入ってからの方がバランスは良かったと思うし
でもACLアウェイは負けなければOK
これはこれでナイスゲームと言うことで
そういえば浦和サポーターエリアは試合中ずっと人民解放軍に監視されてました
微動だにしない兵士さんたち
エリア内には公安もいました
公安の人たちはめっちゃスマホいじってたけど(笑)
2019/03/13/22:30(試合終了30分後)
たくさんの人民解放軍と公安に囲まれながらバスへと移動しスタジアムを後に
厳戒態勢の中のアウェイ観戦バスツアーはこれで終了
2時間の試合を観るために7時間拘束されるのはキツカッタですが、終わってしまえば良い思い出です
23:30@工体
スタジアムからツアーバスで脱出した後、ご飯を食べにさっきまでACLやってた北京工人体育場のすぐ近くに戻ってきた
昨日も来た工体の食堂がいくつかあるとこです
今日はこのお店に入ってみる
カウンターで注文して、先に支払いして、席で待ってたら料理が出てくるシステム
注文したのはお店のイチオシ(たぶん)の牛肉面とビール
単語並べるだけのカタコトの英語さえ北京の人たちは話してくれません
牛肉面は23元でビールは8元
昨日よりも細麺で、つゆはこっちで、麺は向こうが美味しかった
ビールがカップじゃなくてグラスのぶんだけこっちのお店の勝ちかな
わかってはいたけど、店内は緑のユニホームを着た国安サポがたくさんいた
お店入る前にユニホームは脱いでおいて良かった
赤いマフラーはしたままだったけど
お腹を満たしたらクラブに潜入
Destination(目的地)
週末は4階まであるビルの全フロアが開放されるけど、平日は1階のフロアだけ
1階のエントランス入ってすぐの通路
カウンターで1本35元(約590円)の青島ビールを購入
エントランスはフリーなのでお金の掛からない夜遊びができる
おかげさまで北京滞在中ぜんぜんお金が減らなかった
昨日に比べるとフロアは凄い混んでいて、なかなか活気があった
2本目のビールを飲みながら「北京のクラブはこんな感じなんだー」ってたそがれてたら、いきなり声を掛けられた
何を言っているかわからなくて「ごめん、わからん」って返答をしたら、相手も英語でしゃべりはじめた
でも英語が流暢すぎてやっぱり何言ってるかわからんかった
返答困っていたら、簡単な英語に変えてくれて、一緒に飲もうと誘われた
誘われたテーブルの上にはたくさんの瓶ビールがあって、飲んでいいよみたいなことを言われた
中国のクラブ遊びって瓶ビールを10本くらいまとめて買ってそれをどんどん飲んでいくスタイルっぽい
日本みたいに1本1本買わないんだね
人が多いから毎回並ぶのが面倒とかもあるのかな?
自分でビールを買ったばっかりだったのでごちそうにはならなかったけど、単語を並べるだけのカタコトトークを少しした
現地の方とコミュニケーションをする機会があると「英会話頑張らないと!」って毎回思うんだけど、ぜんぜん身についていない
自分のビールが飲み終わったらバイバイしてクラブを後にする
海外のクラブでナンパされたのは初体験でした
ナンパ?
逆ナンじゃなくてナンパ?
自分が男でも、男に声を掛けられたらナンパだよね?
Destinationは北京唯一にして中国最大のゲイクラブらしい
LGBT系のクラブがここしかないからmixクラブ化しているみたいだけど
(トイレは男女別れていないので女性は注意)
お客さんの90%は男性、8%は女性(みんなビアンっぽい)、2%はトランスした女性と言った感じでした
ついでに海外での逆ナンは1度だけあります
相手は日本語や日本の文化を勉強している現地の女子大生で、日本人なら誰でも良かった感があったけど
クラブを出たら屋台があった
屋台大好き!ローカルフード大好き!なのでお夜食を買おうとしたけど、現金はダメって言われた
中国はキャッシュレス化すごいぞ!みたいな報道されまくってるけど、現金を拒否されたのはこの1回だけ
あと、偽札の恐れもあるから100元札は拒否されるみたいなことも言われているけど、どこでも普通に使える
スタバでカフェラテとサンドイッチを頼んだら60元くらいするのに、100元札が使えなかったら不便極まりない
嫌な顔されるってのは物価がもっともっと安いころの話なのだろう
屋台でお夜食が買えなかったけど、ホテルの近くの食堂が営業していて、そこでゲットすることができた
ビニール袋に入れてテイクアウトしてきた小っちゃい肉まんみたいなの10個で10元
昨日セブンイレブンで買っておいたビールを飲みながらベッドに座って食べていたらいつの間にか寝てた
北京2日目も楽しかった
10時くらい@起床 in 北京乾元國際商務酒店
起きたら枕元にちっちゃい肉まんが転がっててびびった
昨日買った広州肉まんは半分以上残ってた
シャワーを浴びて、髭を剃って、髪の毛を乾かして、コテで整えて、荷造りして、チェックアウト
海外のホテルは日本みたいに10時チェックアウトじゃないから助かる
12時くらい@東直門駅
そのまま北京首都国際空港に行っても良かったのですが、東直門駅でこれを見つけてしまったから朝ごはん?昼ごはん?を食べることに
中華圏の国で「美食」って書いてある奴はだいたいフードコート
海外のフードコートの魅力ってやばいよね
北京のフードコートは現金が使えないから、まずはイーカートンみたいなプリペイドカードを購入する
入ってすぐのところにあるカード販売所
50元チャージした
いろいろなお店があって何を食べようか悩む
外国人観光客なんかまったくいない
スーツケース転がしてる僕を邪魔な目でくる感じ
たまりません
北京に来てからの食生活が炭水化物メインになっていたので、肉とか野菜メインのメニューを探す
それでこれにした
鉄板炒飯も美味しそうだったけど
注文したのは野菜と鶏肉のカレー風煮込み鍋
ご飯大盛すぎない?
このボリュームで20元(約360円)
鍋だけでお腹いっぱいになってご飯はほとんど食べれなかった
相席してたオッサン達もみんな自分の注文した料理を残してた
やっぱり北京のボリュームがおかしいだけだった
プリペイドカードを買ったところで30元返してもらったら、エアポートエキスプレスに乗って北京首都国際空港へ移動
13:45@北京首都国際空港
帰りのANA・NH962便のチェックインをして(これはすぐ済んだ)・・・
出国手続きの前にシャトルに乗って・・・
国際線のゲートへ
香港、澳門、台湾は国際線じゃないみたいな書き方
制限エリアに到着
保安検査がすごい厳しくて、ここまで来るのに空港に着いてから45分くらいかかった
北京から出国する人は余裕を持って空港へ
14:50@NH962搭乗
すごい広いけど人があまりいない北京首都国際空港
北京からの帰りはたった3時間のフライト
あっという間に羽田空港に到着
早く着きすぎちゃって物足りないくらい
これにて北京旅行記は終了です
今回の旅行ではぜんぜんお金が使えなかった
スタバ:58元(カフェラテ×2)
クラブ:110元(コロナ、ビール×2)
食費:180元(水餃子、牛肉面、炸醤麺、スタグル、牛肉面、肉まん、鉄板鍋、セブンイレブン×2)
2,500元も用意しておいたのに、全部で450元も使って無い・・・
決勝トーナメントで上海か広州に行く機会がでてくるでしょうから、余ってしまったのは別にいいけど・・・
日本国内で事前に支払ったのはコレ
ホテル:20,510円
レンタルwifi:6,013円
ACLバスツアー:6,000円
合計43,773円だから、現地で使った分と合わせて約50,000円で済んだことになります
こんな金額で済むならアウェイ何度も行けそう
っていうか、去年11月に厚別(札幌アウェイ)行った時の方がお金ずっと使ったし
それにしても特典航空券は偉大
北京はとても綺麗な都市で、生活しづらいとかは無いと思う
深夜にひとりでウロウロ徘徊したりもしたけど、怖いことなんか一切なかったし、女の子のひとり歩きとすれ違うこともあった
言語は通じないけど、みんな愛想よくて親切にしてくれた
これだけ快適ならホテルはランクを落としても大丈夫そう
2泊3日の海外旅行なんてあっという間。
もう1~2泊しても良かったかなって最終日には後悔もした。
北京に来るの面倒なんて思ってた1週間前が嘘みたいだ。
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