私が株式投資を本格的に始めたのは2006年くらいですが、正確なデータが残っているのは2012年からなので、そこからの投資成績を振り返りたいと思います。
どんな銘柄をどれだけ持っていたとか、数字以外の部分の記憶はあやふやなので細かくは書けませんが。
金額はすべて評価額ベースにしています。
2012年
1月:-223,070円
2月:-20,783円
3月:-225,820円
4月:504,900円
5月:-1,712,016円
6月:1,580,200円
7月:-845,255円
8月:271,593円
9月:718,525円
10月:1,336,309円
11月:3,405,690円
12月:-468,451円年間:4,790,273円
民主党政権の終わりが明確に見え始めた11月、保有していた銀行株が値上がりし、年間成績を大きなプラスで終えることができましたわ。
運用利回りで言えば+35%くらい。
この年は本業がうまくいかなくて、翌年の税金を支払う為に証券口座から900万円弱抜くことになり、金融資産ベースでは増やすどころか減らす結果となってしまいました。
ここで運用資金を減らさずにアベノミクスの初動に乗れていたら、利益はどれだけ嵩上げされていたのでしょうか?
いろいろなタイミングがあまりにも悪かったです。
2013年
1月:3,155,244円
2月:-590,283円
3月:-465,574円
4月:471,784円
5月:-1,176,222円
6月:-1,103,076円
7月:1,793,132円
8月:52,641円
9月:429,259円
10月:-406,314円
11月:4,009,115円
12月:2,008,461円年間:8,178,167円
年間利回りは+104%で私のベストシーズンになってます。
日経平均が約55%上げ、もっともっと凄い利回りで運用していた人がたくさんいた年なので、相対的に見たら大したことないのかもしれませんが。
当時の主力は(2159)フルスピードなどのASP株で、フルスピードだけでも2バガーくらい取れていたはず。
また、この年も生活費を捻出するために400万円ほど証券口座から出金していて、種銭(入金額から出金額を引いたもの)はほぼゼロという状態になりました。
2014年
1月:3,335,779円
2月:-1,811,695円
3月:-2,591,892円
4月:-1,365,849円
5月:904,355円
6月:450,475円
7月:1,499,930円
8月:1,018,076円
9月:-873,754円
10月:-332,565円
11月:1,730,143円
12月:-1,611,523円年間:351,480円
日経平均の上げが約10%に対して、私の利回りは約3%と低調でしたわ。
持ち越した(2159)フルスピードが、去年の急騰の反動で一気に下落し、含み益を減らしてしまったのが原因です。
利確タイミングが下手なのはこれ以前から悩んでいたのですが、この時ほど後悔したことはありませんわ。
2015年
1月:-315,254円
2月:-849,563円
3月:-64,900円
4月:149,731円
5月:-821,894円
6月:-206,97円
7月:311,872円
8月:-2,736,939円
9月:-1,174,337円
10月:4,636,700円
11月:2,105,800円
12月:-3,667,200円年間:-2,446,681円
日経平均と同じく12月に大幅な下げに見舞われてしまい、年間成績は-22%とマイナスでしたわ。
2015年の主力株は(3912)モバファクで、ソーシャルゲーム株が軒並み高評価される中で出遅れていたのと、運営する駅メモのポテンシャルは高いと思ったので資金の大半を投じましたが、大きな含み益を持ったと思ったら翌月にはマイ転したりと、ゲーム株のボラリティの大きさに振り回された1年でした。
2016年
1月:957,702円
2月:845,297円
3月:-864,894円
4月:1,934,935円
5月:-418,461円
6月:-259,657円
7月:-961,159円
8月:-1,332,685円
9月:1,738,476円
10月:2,330,433円
11月:-226,868円
12月:173,467円年間:3,916,586円
モバファクを利確した後に主力になったのは(6181)パートナーエージェントと(6071)IBJ。
マッチングアプリが流行り始めるなど、婚活業界は大きくビジネスを拡大していましたし、少子化対策大本命なので、いつ何か政府系の材料が出てきてもおかしくないと考えましたわ。
IBJはコレを書いている2019年9月の今も保有しています。
2017年
1月:-1,782,750円
2月:957,019円
3月:-1,453,877円
4月:91,990円
5月:2,410,442円
6月:848,648円
7月:-291,400円
8月:-2,514,015円
9月:1,264,525円
10月:3,591,800円
11月:1,681,254円
12月:498,100円年間:5,301,736円
年間の利回りは+32%。
上半期は(6181)パートナーエージェントがクソIRを連発して大変だったのですが、損切りして作った資金を(6071)IBJと(6030)アドベンチャーに振り分けてから状況が好転しましたわ。
保有後にどちらも上方修正を出し、増配や自社株買いなどもあって、一時期-350万円まであったポートフォリオは最終的に+530万円となりました。
2018年
1月:-701,386円
2月:3,245,544円
3月:-1,368,210円
4月:-2,223,650円
5月:-4,143,474円
6月:2,622,980円
7月:1,726,734円
8月:1,381,960円
9月:-213,524円
10月:-3,406,276円
11月:5,168,426円
12月:-7,454,925円年間:-5,453,532円(-21.4%)
大きく勝ったり、大きく負けたりの不安定な1年で、最後に-745万円という派手なマイナスをくらってしまいました。
12月で年次がマイ転してしまった人は私以外にもたくさんいるのではないでしょうか?
資産推移
2016年5月から2018月12月までの資産推移です。
楽天証券はこんな感じで資産の推移がグラフで見れるので好きです。
カブドットコム証券から楽天証券に移行したのが2016年5月で、そこから2年7ヶ月で約1.7倍(12,408,255円→21,016,438円)まで資産を増やすことができましたが、アッパーマス(金融資産3,000万円以上)直前まで行くとはね返されるの繰り返しで、一派庶民からいつになっても抜け出せません。
2019年の景気動向は今のところネガティブなイメージしかないので、来年の今頃も庶民でいるのかなと思ったり。
まとめ
・短期売買が下手
・業界の1位を買うこと
・事業の将来を予測するのではなく、成長率に注目すること
2012年から2017年の6年間の投資家生活で学んだことです。
急騰した銘柄とか欲しくなるのですが、材料だけの場合は絶対にスルーべきですし、利益が出ていても成長が鈍化すれば手放すべきです。
どの業界に注目するかは投資家としての能力以外の部分が必要で、様々な物からヒントをもらおうと言う意識を常に持っていないとダメだと思います。
また、7年間での評価額ベースでの利益額は+14,178,578で、専業投資家として活動するのは無理な数字ですが、副業でこれだけあれば生活というか、精神的にはかなりの余裕ができるので、やってて良かったと思いますわ。
コメント