株式投資のスキルは上がらないけど、モチベーションだけは上がるおすすめの投資・経済・金融系の小説

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僕が今までに読んだ株式投資などを題材とした投資・経済・金融系の小説の中でおススメの作品を紹介します。

コレを読んでも投資スキルが向上したりはしませんが、「僕もお金稼ぐわよ!」っていうヤル気だけは出てくると思います。

株をやっている人なら楽しく読める物が多いと思いますので、暇つぶしに何か一冊欲しいなと言う時の参考にして下さい。
 

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おすすめ1位:波のうえの魔術師

波のうえの魔術師

 
池袋ウエストゲートパークの原作者である石田衣良さんの作品で、フジテレビで「ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜」としてドラマ化されたりもしました。

株式投資に関してはトレードと言うよりも仕手的な操作がメインになっていますが、若い主人公が株の魅力に惹きつけられながら成長と言うか変わっていく青春物語はワクワクしながら読めると思います。

現実離れし過ぎると興ざめしてしまいますし、だからと言って現実的過ぎると面白くもなんともないのがこのジャンルの難しいところだと思うのですが、波のうえの魔術師はその点のバランスがとても良く書かれています。
 

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おすすめ2位:ワールドエンドエコノミカ

ワールドエンドエコノミカ

 
ラノベなので軽くて読みやすいと感じる人と、特有の言い回しのまどろっこさや無駄な表現の多さがストレスと感じる人の両方が出てきてしまうと思いますが、株をやった事ない人が興味を持つには良い小説だと思います。

特に学生さんなどの若い人が読むには良い作品だと思いますので、プレゼントとして活用してみるのも良いかもしれません。
 

 

おすすめ3位:マネーロンダリング

マネーロンダリング

 
マネーロンダリングとかタックスヘイブンとかオフショアとか日本で株やってるだけなら関係ない言葉がたくさん出て来ますが、株やってる人はみんなお金大好きだと思いますので、それを中心にした小説は楽しく読めると思います。

資産6,000万円しかないのに香港で豪華なニート生活を送る34歳とかちょっと無理な設定の様な気がしますけど。
 

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おすすめ4位:タックスヘイブン

タックスヘイブン

 
マネーロンダリングと同じく橘玲さんの作品。

私が2年間にわたって行ったり来たりしていたシンガポールが舞台なので、イメージしやすいと言いますか、読んでいて親近感が湧いてきます。

神殿の様なホテルと作中で表現されたフラトンホテルには泊まったことがありますし、オシャレなバーが集まるスポットと紹介されたクラブストリートでは二日酔いになるほど飲んだくれたりもしました。

 
マネーロンダリング同様個人トレーダー的な要素は全く無く、汚い金のやり取りがメインとなって話は進んでいきます。

汚いお金のやり取りはもっと複雑でわかりづらいもなのでしょうが、私みたいな素人にもわかるように優しく書かれているので、金融小説と言うよりもラノベみたいな軽い物になっています。
 

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おすすめ5位:永遠の旅行者

永遠の旅行者

 
またまた橘玲さんの作品。

金融系の小説は企業買収とか倒産とかみたいなのばかりで、個人を主人公にしたものは橘玲さんくらいしか書いてくれていません。
 

この作品には脱税や節税と言ったテーマがありますが、それはストーリーに意味を持たせるために使われているだけで、基本的な内容は良くあるサスペンスです。

「大金があるから節税したい依頼人、そして依頼人の大金を狙うヤクザとのトラブル。」と言い換えることもできます。

 
橘玲さんは稼ぐことよりも、失わないことを重要と考えている人なので、投資で稼ぐと言ったストーリーには絶対にならないのが残念。
 

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おすすめ6位:世紀の空売り

世紀の空売り

 
サブプライムローンの破綻、リーマン・ショックについて書かれたノンフィクション小説で、映画「マネー・ショート」の原作です。

映画で見た方が面白いです。
 

 

おすすめ7位:リスクテイカー

リスクテイカー

 
三人の若者がトレードを経て成長していく、マネーとは何なのかという疑問と向き合っていく、青春物語的な作品になっています。
 

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おすすめ8位:東京ゴールドラッシュ

 
ヘッジファンドのお話なので個人投資家としては参考になるみたいなのはまったく無いですが、モチベーションが落ちてのんびりしている時に、こう言う強欲系のストーリーを読むのは良いと思います。

あと、”ガイジン”から見た東京の描かれ方が酷くて面白かったです。
 

 

作品数が少ない

金融系の小説の多くは会社が乗っ取られるだとか、大手銀行が破綻するとか、ヘッジファンドが悪さしちゃうとか、仕手株詐欺とかばっかりで、個人のトレーダーを話題の中心にした作品は非常に少ないです。

株やってる人は読書大好きな人多いので市場規模はありそうなのに作品数が少ないのは題材として扱いづらいからなのでしょうか?

 

今後も読んだらどんどん追加していきます。

 

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※読んだけどランキングには入れなかった作品リスト
流星たちの宴(白川道)/ビット・トレーダー(樹林伸)/ブラック・ヴィーナス(城山真一)/ウルフ・オブ・ウォールストリート(ジョーダン・ベルフォート)/日本国債(幸田真音)/ヘッジファンド(幸田真音)/巨大投資銀行(黒木亮)/株主総会(牛島信)/eの悲劇(幸田真音)/フラッシュ・ボーイズ (マイケル・ルイス)

 




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